デイケア
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デイケア(Day hospital)とは、福祉・医療関係施設が提供するサービスの一種。
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[編集] 概要
老人と精神科に分かれており、利用者同士が交流するということが特徴としてあげられる。昼間にレクリエーションなどの活動で人と接することによって社会復帰や入院予防を目標とする。
デイケアの目的は、次の三点にある。
- 決まったリズムのある生活を営むことで、生活時間の管理能力を持たせること。
- 仲間と一緒に何かをすることで、自主性と協調性を培うこと。
- ゲームや簡単な手作業を通して、社会復帰の体力と作業能力を維持、向上させること。
また、在宅高齢者を対象として、託老所というかたちで、デイケアが行われることもある。
デイケアは、日本では一般に在宅高齢者、もしくは療養者のケアに使われることが多いが、英語表現ではデイホスピタルがほぼ相当し、幼児の保育がデイケアという呼称が用いられる。
[編集] 老人
介護老人福祉施設や在宅サービスセンターで行われるデイサービスと介護老人保健施設で行われるデイケアに分かれる。両者とも介護保険の対象であるが、前者は認知症専門通所介護、後者は通所リハビリテーションの項目で給付される。他に老人性認知症疾患病院で行われる老人性認知症デイケアがあり、こちらは医療保険で給付される。世界初の高齢者向けデイケア・デイサービスはイギリスのオックスフォードで1985年に行われた。
[編集] 介護老人保健施設
高齢者向けの本格的なデイケアは日本では1965年に大阪市立弘済院にて吉田寿三郎のよるものだったが四ヶ月で打ち切られている。その後、1972年に東京都老人医療センターが始めた。
[編集] 老人性認知症デイケア
認知症の高齢者向けのデイケアは1983年に聖マリアンナ医科大学附属病院精神科のものが初めてだと言われている。
[編集] 精神科
精神保健福祉センター、公立デイケアセンター、精神科がある医療機関、保健所、市町村が行っている。精神保健福祉センター、公立デイケアセンター、精神科がある医療機関のものは精神科デイケアと呼び医療保険の対象、保健所、市町村のものは単にデイケアと呼び事業費等で運営されている。世界で初めての精神科デイケアは1946年にカナダのドナルド・イーウェン・キャメロン(Donald Ewen Cameron)がアラン記念病院で、イギリスのビエラがマールボロ社会精神医学センターで行い、日本では1953年大阪府堺市の浅香山病院の長坂五郎らによって、退院及び外来患者から希望者を募って試み、その後、1958年に国立精神・神経センター(当時の名称は国立精神衛生研究所)で加藤正明らによって研究がなされ、その実績を元に1974年に診療報酬で点数化されたものである。診療所によるデイケアは1962年、渋川診療所の桂アグリによるひるま病室とされている。1988年に小規模デイケアとして診療報酬点数化された。
[編集] 種類
6時間が標準のものをデイケア、16時以降の4時間が標準のものをナイトケア(1986年より)、デイケアとナイトケアを組み合わせた10時間が標準のデイナイトケア(1994年より)、日中の3時間が標準のショートケア(2006年より)がある。規模によっても区分があり、患者あたりの広さ、専用室の広さ、職員配置、患者数が定まっている。
[編集] 食事の提供
条件さえ整えればデイケアとナイトケアは1食に限り、デイナイトケアは2食または3食が医療保険の対象として提供が出来る。
[編集] 利用者の統計
2006年の厚生労働省の調査では疾患別ではおよそ7割が統合失調症で占められている。利用の目的(担当者による評価)は回復期リハビリテーションや就労・復職支援などより再発・再入院予防、慢性期患者の居場所としてのほうが多い[1]。
[編集] 参考文献
- 『精神科デイケアQ&A』日本デイケア学会編著 中央法規出版 ISBN 978-4805826270
- 『高齢者デイサービス・デイケアQ&A』日本デイケア学会編 中央法規出版 ISBN 978-4805829264
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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