数理経済学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 経済学 |
| 地域別の経済 |
| 領域一覧 |
|---|
|
|
| 領域 |
|
行動 文化 進化 |
| 技法 |
|
|
| リスト |
|
ジャーナル ・ 重要書籍 |
数理経済学(すうりけいざいがく、Mathematical Economics)は、経済現象を数理モデルを用いて数学的に解析し、説明する分野のことである。
目次 |
[編集] 概要
19世紀において、オーギュスタン・クールノー、レオン・ワルラスやフランシス・エッジワースらにより数学の経済学への応用が試みられた。その後数理モデルは経済学のあらゆる分野で用いられることとなったが、これは1930年代から1940年代におけるジョン・ヒックスやポール・サミュエルソンらの貢献によるところが大きい。さらにジョン・フォン・ノイマンやジョン・ナッシュといった数学者の参入により、20世紀中葉には飛躍的な発展を遂げることとなった。現代の経済理論では数理経済学や金融工学などの分野からの研究成果が多いため、数理経済学と理論経済学の区別は曖昧になっているところがある。このため現在では「数理経済学」という言葉は、最先端の数学を使う経済モデルの構築や経済モデルの数学的な妥当性の検証などの諸研究を指して用いられる事が多い。
なお、経済数学は初級から中級にかけての経済学で必要な数学を指す用語で、数理経済学とは意味が異なる。また応用数学の中では経済に関連する諸問題の研究が行われているが、その内容は数理経済学と重複しているといえる。
ワルラス以来の一般均衡理論においては、ブラウワーによる不動点定理や分離定理といった数学的事実が、一般均衡解の存在や均衡の安定性の証明に用いられた。インフレーションの調整過程や資本流列に対するターンパイク定理の応用は、数理経済学的議論が、ややもすれば理論経済学と見誤る議論に学問的発展への衝撃を与えることを示唆している。
一方で新古典派マクロ経済学が、ケインジアンに対抗しつつ新しい古典派の研究として結実する過程において、経済動学を扱うモデリングを必要とすることが次第に明らかになってきた。すなわち動学的最適化の手法がマクロ経済学にとって必要不可欠となったわけである。現在の経済動学における数理経済学は、差分方程式を用いつつ離散型力学系のモデルを援用した動学的計画法における多期間最適化を議論することになる。例としては最適成長モデルや世代重複モデルなどの議論があるが、世代間の個人消費や異時点間でどのように資源を配分して個人が消費を決定するかなどを想起すると分かりやすい。有名なリカードの等価定理や等価定理を拡張したロバート・バローの中立命題は動学的なモデリングによってもたらされたインプリケーションの好例である。また、確率過程を導入した合理的期待や条件付行動などその応用は、ランダムウォーク解釈やマンデルフレミングモデルにおける財政政策および金融政策の有効性・無効性など、その応用や拡張は現実の経済にも影響を及ぼしている。また、従来は忌避される傾向にあった計量経済学といった分野との並立も、その可能性を広げている。特に、新しい古典派モデルにおける確率過程の援用やカリブレーションと呼ばれるモデルから予想される予測値と実際のデータとの比較によって、こうした議論が良く陶冶されている。
また現代の数理経済学においてゲーム理論の占める位置は非常に大きいといえる。その影響の大きさはゲーム理論が経済学の方法論を革新したとしばしば評価されることもあるほどである。[1]ところでフォン・ノイマンとオスカー・モルゲンシュテルンにより確立された当初から経済学への応用が念頭に置かれていたゲーム理論[2] ではあるが、ゲーム理論を用いた分析はコアなどの協力ゲーム理論の応用を除き長らく低調であった。しかし1980年代になると経済学における非協力ゲーム理論の有用性が広く認められるようになり、本格的なゲーム理論を利用した研究がスタートした。現在では経済学における均衡概念としてナッシュ均衡とその精緻化が広く受け入れられている。
[編集] 経済動学
[編集] 数理経済学者
- R・G・D・アレン
- モーリス・アレ
- ケネス・アロー
- ロバート・オーマン
- エンリコ・バローネ
- アントワーヌ・オーギュスタン・クールノー
- ジェラール・ドブリュー
- フランシス・イシドロ・エッジワース
- アーヴィング・フィッシャー
- ジョン・ハーサニ
- ジョン・ヒックス
- レオニード・ハーヴィッツ
- レオニード・カントロヴィッチ
- チャリング・クープマンス
- フィン・キドランド
- エドモン・マランヴォー
- エリック・マスキン
- ジェームズ・マーリーズ
- ロジャー・マイヤーソン
- ジョン・ナッシュ
- ヴィルフレード・パレート
- エドワード・プレスコット
- フランク・ラムゼイ
- ポール・サミュエルソン
- ラインハルト・ゼルテン
- アマルティア・セン
- ロイド・シャープレー
- ハーバート・サイモン
- ロバート・ソロー
- ジョン・フォン・ノイマン
- レオン・ワルラス
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 例えば神取道宏 1994「ゲーム理論による経済学の静かな革命」岩井克人・伊藤元重編『現代の経済理論』東京大学出版会を参照のこと
- ^ ゲーム理論はフォン・ノイマンとモルゲンシュテルンの共著をもって嚆矢とするが、彼らの著作のタイトルはTheory of Games and Economic Behavior つまり『ゲームの理論と経済行動』である。
Warning: curl_setopt() [function.curl-setopt]: CURLOPT_FOLLOWLOCATION cannot be activated when in safe_mode or an open_basedir is set in /www/motocykle_www/spam/jp/richFeeds.php on line 59
| WTA Indian Wells: deblowa porażka Radwańskiej |
|
Agnieszka Radwańska w parze z Rosjanką Marią Kirilenko przegrały z czesko-słoweńskim deblem Kveta Peschke i Katarina Srebotnik 6:4, 6:7 i w tzw. super tie-breaku 5:10 w ćwierćfinale turnieju tenisistek rangi WTA Tour Premier na twardych kortach w Indian Wells (z pulą nagród 4,5 mln dol.).
|
| ME: Monika Soćko bliska podium |
|
Monika Soćko jest bliska podium 11. szachowych mistrzostw Europy w chorwackiej Rijece. Po 10 rundach zajmuje trzecie miejsce i w środę walczyć będzie o medal z Francuzką Marie Sebag. Obie mają w dorobku po 7,5 punktu.
|
| Gortat: "tak" dla nowego trenera |
|
Jestem przekonany, że wspólnie z trenerem Griszczukiem poprowadzimy reprezentację do kolejnych mistrzostw Europy - powiedział Marcin Gortat.
|
| Pierwsze decyzje PZN ws. Marek |
|
- Zapoznaliśmy się na posiedzeniu prezydium PZN z oświadczeniami zawodniczki w tej sprawie, fizjoterapeuty oraz z opinią lekarza. Postanowiliśmy po pierwsze: będziemy wnioskować do ministerstwa sportu o skreślenie Kornelii Marek z listy kadry narodowej, skreślenie z listy olimpijczyków oraz o cofnięcie stypendium sportowego, które pobierała - powiedział na antenie
|
| ME w szachach: Monika Soćko bliska podium |
|
Monika Soćko jest bliska podium 11. szachowych mistrzostw Europy w chorwackiej Rijece. Po 10 rundach zajmuje trzecie miejsce i w środę walczyć będzie o medal z Francuzką Marie Sebag. Obie mają w dorobku po 7,5 punktu.
|
